創作物の美しさについて

 

この世にないものを作り出すとき、汚いものを作る必要はない。美しいものを作り出す方が理に適っている。

一枚の絵ならば美しいものかどうかは判断しやすい。個人の趣向による問題ではない。

では小説やゲームなどの物語はどうか。物語の一部として汚いものは生まれる。あえて不快になる存在が世の中に増える。その点のみに着目すると理に適ってはいない。

しかしその物語を通して得られるものが美しければ良い。美しさを生むために汚いものもまた生む必要がある。

不快になったその瞬間の気持ちに囚われるのではなく、物語全体を通してその瞬間が必要だったかどうかを考える。

俯瞰して見た結果、それが不必要にねじ込まれている、物語自体とは別の意図で作り出されたものであると判断できた場合は、存在自体を否定できると思われる。

この考えを現実の世界に持ち込んではいけない。
創作しているのは人ではないため。

このメモを考えるきっかけ:
ラストオブアス2のストーリーについての話から